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綿花栽培について、話しましょう!

全国コットンサミットとはOUTLINE

コットンサミットは、全国の綿花栽培を応援します。

コアメンバー

役職 名前 所属
会長 近藤健一 大正紡績梶@取締役部長
副会長 辰巳美績 辰巳織布梶@会長
事務局 木村元広  夢つむぎ会 事務局長 
事務局  夢つむぎ会 栽培コットンを製品化(複数の企業集団)
パドック梶A潟}ハール、もめんやゆき、拒蜊繪ョ、竃村製作所ほか
構成員 開催地担当
2011年 大阪府岸和田市
2012年 鳥取県境港市
2013年 奈良県広陵町
2014年 愛知県蒲郡市
 事務局スタッフ 島田淳志 タビオ奈良
事務局スタッフ 浅田大輔
森田真生
大正紡績
事務局スタッフ 松下 隆 中小企業診断士
  *この他にも、たくさんの綿花栽培者や事業者などがお手伝いいただいております。

コットンサミットについて

2011年に始まった全国のサミット。綿花栽培を手掛ける人々が集い、語らう場として、全国コットンサミットを企画、運営しています。
大阪の岸和田から始まり、全国津々浦々にサミットの輪を広げ、絆をもちたいと思っています。
     

綿花栽培による社会的課題の解決

<現代・近未来の社会動向>
・ ものづくりの現場では、「国内空洞化」、「素材知識の不足」などにより、ものづくりの質があやぶまれつつあります。一方、「天然素材への要望」は高まりつつあります。
・ 社会は人口減少(オーナス)動向に向かっています。2004年をピークとして日本国内の人口減少に歯止めがかからず、今後消費の大きさが縮小してくると思われます。そのため、いいもの・確かなものを少なく所有し、身に着けたいといった感覚が高まるはずです。つまり、「プレミア感の高い商品の要望」が高まることと思われます。
・ また、オーガニックやエコを意識した倫理感の高い消費、つまり「エシカル・コンシューマリズム」も高まるはずです。
・ 高齢化とともに家庭菜園数は増加し、野菜などものづくりの喜び、いきがいづくりとして植物栽培や土いじりに注目が集まっています。
・ 子供たちへは、コットンボールから、綿糸が作られ、それが身の回りの服になっているなど、ものづくりの基礎を教える必要があります。子供たちだけでなく、我々大人も同様です。
・ 農家は高齢化が進み、我々の食を担う農地は荒れ、「遊休地」や「耕作放棄地」が増加の一途です。そのため、いのししなどが作物を荒らすなど農業への被害が深刻になっています。

<想定される社会的課題>
前段に触れた社会動向においては以下の課題を抱えています。

・ものづくりにおける素材知識の不足
・素材を輸入のみに傾斜しすぎて起こる為替変動、資源高騰による調達リスクの増加
・ものづくりの国内空洞化と雇用不安
・都市近郊農業の弱体化と耕作放棄地増加、農業被害
社会的課題を解決するには、個人、団体、企業などそれぞれが「小さなことからコツコツと」行動を起こすことが重要です。

<綿花栽培と課題解決>
我々は綿花栽培によって上記の社会的課題を解決できるものと確信しております。

・ 国内で綿花栽培を行い、糸作りへの工程を「見える化」することで、繊維関係者や専門家、市民、子供たちに素材知識について実学を通じて学べる場づくりを行います
・ 国内で綿花栽培、綿の収穫、紡糸といった原料生産を行うことで、「綿花高騰による海外からの調達困難について一部解消」、「安心安全な原料づくりとプレミアム性の実現」を行います
・ そうすることで、エシカル・コンシューマーへの要望に応えます
・ 農地に近い放棄地を管理することで、農業への被害を軽減します
・ また、高齢者をはじめとする様々な年代が持つ土いじりなどの生きがいづくりの場を提供します
     
     

各地のコットンサミットと全国コットンサミット実行委員会の関係について

2011年 大阪府岸和田から始まった「全国コットンサミット」は、鳥取県境港市、奈良県広陵町など順次開催予定です。
各地のコットンサミットは、地元の自治体や商工団体、企業などからなる開催実行委員会が組織され、地元色を出した
イベント性の高いサミットが企画されます。「関係団体との組織図」(PDFファイル)


全国コットンサミット実行委員会は、それら各地でのサミット開催に対して、これまでのノウハウを基礎に支援していきます。

また、綿花栽培のノウハウを提供いたします。


本実行員会では、昨年から綿花収穫を終えた時期に、栽培者、団体等に向けた「栽培状況アンケート」を行い、継続予定です。
そこで得られたデータは、日本でも類のない、貴重な綿花栽培のデータであり、
昭和30年ごろに各種統計からデータがなくなった綿花栽培の実態を示すものとして、注目すべきものです。


こうしたデータを基にした綿花栽培を再考するムーブメントを日本に起こし、古くて新しいものづくりを考えるきっかけにしたいと思います。

全国コットンサミット
実行委員会事務局
(大正紡績鞄焉j

〒599-0203
大阪府阪南市黒田453番地

TEL 072-470-0909

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